「忙しい、忙しい」はNG♪~、チャンスを無くす一言。大谷由里子著「よけいなひと言ハンドブック」より
社長が一様に言ってはいけない言葉として挙げるのに「忙しい、忙しい」というのがある。
「忙しい」という言葉は「心」を「亡くす」と書く。
心を無くしている人間には誰も近づかない。
そういう人間は、必ず自分でチャンスを無くしている。
だから私(大谷由里子)はこの言葉を使わないようにしている。
どんなに忙しくてもせめて、「〇日になったら暇になるんです。」という言葉に置き換えている。
不思議とそれだけで27歳の時から自分がガツガツしなくてもそれなりに向こうから仕事がやってきた。
周囲を見回していると仕事ができる人間は、絶対に「忙しい」を連発しない。
明らかに、彼はめちゃめちゃ忙しいはず・・・という人にこちらから「忙しいでしょう」と声をかけてみると、彼はにっこり笑って「今だけですよ」と返してきた。
その時私は感じた「これならみんな彼に仕事を頼むよなあ」
どんなに忙しくても、彼はココロを無くしていなかったのだ。
逆に私(大谷由里子)もそうだが、社長たちも会いたくない人には「忙しい、忙しい」を連発して、相手を遠ざける。
そんな話をある社長にしたら「当然や、時間はみんな限られている。無駄な相手に時間を割いている場合やないわ」といわれた。
ホント、その通り。
時間って平等だけど、不平等でもある。
意識していないと、「忙しい」を言い訳にしてしまう。
仕事のできる人は時間の使い方が実にうまい。
☆彡今日のポイント
「『忙しい、忙しい』は知らず知らずのうちに、自分からチャンスを無くしてしまう一言。時間はみんな限られている。大切なのはその使い方を考えること。」
☆彡「あなた今忙しい?」と聞かれたら
せめて、「右手はふさがっているけど、左手は開いている」と答えよう。
以上は 大谷由里子著「よけいなひと言ハンドブック」より一部抜粋&加筆
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大谷由里子(おおたに ゆりこ、旧姓・松岡、1963年2月21日 - )は、フリーのプロデューサー。奈良県出身。
来歴
1985年にノートルダム女子大学卒業後、吉本興業へ入社。横山やすしのマネージャーとなる。 マネージャー時代、「スター爆笑Q&A」に泥酔して出演した横山に激怒し、セット裏でビンタを食らわす逸話で著名となり、現在でも語り草となっている。1988年に結婚のため、退職。翌年出産。結婚祝いにやすしから「贈り物は印象の強いものが思い出に残るやろ!」という想いから、緑色の冷蔵庫をプレゼントされる。1990年にフリーのプロデューサーとして活動再開。クラヤ三星堂の新規事業プロジェクトのスタッフとなる。1991年にプラニングオフィス「有限会社SMS」を設立し、1994年に有限会社を株式会社に変更する。1998年には吉本興業とジョイントで「よしもとリーダーズカレッジ」を立ち上げ、2000年には吉本興業とプロデューサー契約締結し、吉本に契約社員として復帰。2003年に吉本興業を退社し、有限会社志縁塾(本社大阪市)を設立。人材教育を中心に会社・学校・官庁関係に対して営業を開始する。2006年、拠点を東京都中央区へ移転。
「リーダーズカレッジ」は、1997年より継続して実施されている。2018年の開催校は、東京・大阪・福岡。2018年度の大阪校では、NHKサービスセンター梅田校の正式なプログラムとして展開。2018年9月1日(土)には、心斎橋大丸劇場にて「劇」を通してチームビルディングを学ぶという「ユニークなプログラム」の成果・発表会が行われた。(聴衆は、200名)
著書
『吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」』(立東舎)
『オンナの敵はオンナ~男たちにも知ってほしい、働く女たちの現実~』(きずな出版)
『元気セラピー』 (KKロングセラーズ)
『また会いたいと思われる人になる』(WAVE出版)
『はじめて講師を頼まれたら読む本~最新版~』(KADOKAWA)
『はなし上手な人のアドリブの技術』(KADOKAWA)
『講師を頼まれたら読む「台本づくり」の本~DVD付き~』(KADOKAWA)
『吉本流 切り返し術 ああ言えば、こう言う!』(朝日文庫)
『他人を元気にすると自分も元気になれる魔法のルール』(マイナビ出版)
『ごきげんで生きる48の方法』(朝日新聞出版)
『「出会い力」の磨き方』 (PHP研究所)
『1通のクレームから必ずヒット商品が生まれる』 (アメーバブックス)
『会社って何やねん!?』(時事通信社)
『「仕事」、「子供」、『両立』ってどうやんねん?』 講談社
『元気をつくる「吉本流」コーチング』ディスカヴァー・トゥエンティワン
『あなたを幸せにする魔法の質問』 (主婦の友社)
『20代夢のカンヅメ』 (ザ・マサダ)
『元気が出るセオリー』 (廣済堂出版)
『よけいなひと言ハンドブック』(中経出版)
『その言葉、口に出す前に3つ数えなさい』(中経出版)
『オンナのキメ! 言葉』(全日出版)
『弱ったときこそ浪速女の底力』(書肆侃侃房)